3月つれづれ

◼クッキーとタイ料理

2月末の不調から抜け出せずどん詰まり状態。仕事もそうだしプライベートもぼんやりしていたらもう3月ですか…何をやっているのかよく分からない。こういう状況なので健康に生活しているだけでいいじゃないですか〜と納得の枠に押し込めようとしても、それでも代り映えしない日常に焦りを感じている。変化は得意ではないけどないのも不安なんて勝手な話だ。毎日は金太郎飴のようで、今日と数ヶ月前のある日を入れ替えても多分気付かないんじゃないだろうか。

先週本当はうめはんのクッキー祭りに行くはずだったのに残念ながら仕事で行けず、でも別のデパートで昨年お取り寄せした銀の森のクッキーが1日のみ販売していると聞いて慌てて買いに走った。店頭にあの深い青の箱が並んでいるのを目にした時その週で一番柔らかい顔をしていたと思う。ついでに別のお店を覗いたら有名らしいタイ料理のお店が出店していて、引き寄せられるように並びパッタイを買った。もうここまで来たら止まらなくて控えていた揚げ物(大好きなミュンヘンの唐揚げ！)も買って帰宅。ここまで書くと分かる人には住んでいる街が分かりますね…今まで住んだ中で一番素敵な街と思っています。叶う可能性は低いけどできたら余生はここで過ごしたい。宣言が解除されても感染のリスクが低下したわけではないので何とも悩ましい現実と、目の前のパッタイや唐揚げ、そしてクッキーがくれるささやかな幸せの間で一息ついた金曜日だった。

◼さくらラテ

複製可能な日常の中でも季節が進んでいる事を教えてくれるのがスタバ。去年もジンジャーブレッドラテが冬の訪れを、サツマイモのフラペチーノは秋と味覚と胃腸の変化を教えてくれた。学生時代はテスト終わったから、バイト頑張ったからと何かと理由をつけてあんなにフラペチーノを飲んでいたというのにもう飲みきれない。肝心のさくらラテは桜の味はよく分からなかったけど、浮かんでいる可愛らしい桃色のトッピングを見ているとひな祭りを思い出した。日本にいると桜のおかげかピンク=春の印象が強いけど海外はどうなんだろう。ピンクを見ると冬を思い出す国もあるんだろうか。

◼催事

普段デパートの催事はやっていれば何かのついでに寄るくらいで催事のために足を運ぶ事はない。でもクッキー展はどうしても行きたくて結局仕事で行けなかったとはいえ午後休みも取ってたのに、午前に行っても買えるか分からないなんてうーんと唸ってしまった。お店側もデパート側も色々事情はあるんだろうけど、宣伝してた割に楽しめる人が少ない気がするのは私だけかな。オンラインも早々に売り切れちゃったみたいだし。これはただのぼやきです。

おしまい