3月つれづれ②
学生時代の私の夢を叶えてきました。昔の自分の夢を今の自分が叶えるって年を重ねる醍醐味の1つですね。私が宝塚のロミオとジュリエットを観たのは今から数年前、異国で学生生活を送っていた時に仲良くしてくれた駐在中のお姉さんのお家。その時は、おぉ…これが宝塚、え？ロミオとジュリエットってこんなに登場人物出てくるの？ベンヴォーリオ？誰？…歌うっっっま！！これが礼真琴さんとの出会いです。それをきっかけに帰国してからはたまに劇場に足を運ぶようになりましたが。が、ここ最近は仕事や他の趣味が忙しく(お金も時間も足りない)遠のいていたのですが、礼さんがトップになったと聞き今日こそその日〜と言わんばかりに眩曜の谷を観に行ったのが1年前。トップの間はできる限り通おうと固く誓ったもののコロナの影響でさっぱりだったのだけど、ロミジュリだけは！と執念でチケットを入手し1年ぶりに観劇してきました。
ほんっとに良かったーー！私があの日画面で観た世界の目の前にあった(そんな良い席ではないけども)。礼さんがトップになってもしロミジュリ再演したら観に行きたいな〜なんて話をしてる学生時代の私！貴方の夢は7年後ちゃんと叶ってるよ。ただどちらかと言うとロミオ目当てだったのに、ジュリエットに心奪われ、今も舞空ジュリエットの事ばかり考えているのですが長くなるのでこの辺で。今週末もう1度観に行くのでその後に感想を書きたいと思います。
◼3月半ば
絡み付いてくる鬱々とした何かを蹴飛ばす事を繰り返していた上旬よりも元気。ホルモンなのか季節の変わり目なのか分からないけど、自分の身体が己の意志でコントロールできる範囲が20代前半より少し狭くなっている気がする。宣言もひとまず終わったのでまた週末の朝は外でコーヒーを飲みながら読書をするようになった。ネットニュースに掲載されていた中谷美紀さんのインタビューが面白かったので購入した女心と秋の空とないものねだりを読む。ここ2年くらいは物語の中に入り込んで壮大な疑似体験をするよりも、カフェでぼんやりしている時に誰かの声が耳に入ってくるような感覚に陥る事を読書に求めているのでエッセイばかり。最近は同じようなものを求めてポッドキャストを聞くようになった。北欧暮らしの道具店のチャポンといこう！がお気に入りです。暮らしの話はもちろん、ライフステージの話まで幅広い話題を柔らかくカラッと明るい雰囲気の中で語ってくれます。部屋で日向ぼっこしながら聞くも良し、夜ストレッチポールの上でごろごろしながら聞くのも良し。
おしまい
